科研費の概念図(ポンチ絵)提出前チェックシート

ニュースレター「伝わるを科学する」の登録特典です。科研費・学振の申請書に入れる概念図を、提出前に15項目で確認できます。ブラウザの印刷機能を使うと、シートの部分だけが印刷されます。

KAKENHI / 提出前セルフチェック

科研費の概念図(ポンチ絵)提出前チェックシート 15項目

審査員は、文章より先に図へ目を留めます。概念図は研究の「説明」ではなく「主張」です。図を見た人が、次の3つを上から順に3秒で読み取れる状態を目指して、1項目ずつ確認してください。

① 問い(Why)この研究が解く、未解決の問いは何か
② 方法(How)その問いを解く、独自のアプローチは何か
③ 意義(So What)解けたら、学術と社会の何が変わるか

A描く前に、結論を決める

1この図で審査員に分かってもらうことを、1文で書いた
2その1文を、図のタイトルに使っている
3問い・方法・意義の3層が、上から順に読める配置になっている

B要素を絞り、階層をつくる

4箱と矢印を数えた。7個前後に収まっている
5収まらない場合は、4ブロックに統合した背景 → 課題 → アプローチ → ゴール
6本文の内容を全部詰め込んでいない図は全体像、詳細は本文。「幕の内弁当図」を避ける

C視線の流れを設計する

7話の起点が、左上にある
8矢印は原則一方向。時間の流れは左→右で統一している
9因果・時間・包含の矢印を、線種や凡例で区別している

D色と強調を絞る

10色は3色以内に収めている
11目立つ色は、研究の独自性にあたる1カ所だけに使っている
123D・グラデーション・影などの装飾を使っていない

E仕上げの確認

13実際に印刷した大きさで、文字が無理なく読める
14白黒で印刷しても、要素の区別がつく

153秒テスト:分野外の人に見せる

分野外の人に図を3秒だけ見せて、「何の研究か」を言ってもらいます。言えなければ、Bの「要素を絞る」に戻ります。2人以上で試すと、直す場所がはっきりします。

見せた相手相手が言った「何の研究か」直すところ

各項目の理由と作り方は、記事「科研費申請書の概念図(ポンチ絵)の作り方」で解説しています。申請書の添削や概念図のデザインのご相談は、研究者向けサービスのページをご覧ください。まだニュースレターに登録していない方は、こちらから無料で登録できます。

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