THE LAB伝わるを科学する

なぜ、正しいことを言っているのに伝わらないのか。
なぜ、ある人の言葉だけが人を動かすのか。

このブログは、「伝える技術」ではなく
「人の認知の中で、どのように意味が形成され、行動が生まれるのか」を
認知科学・心理学・デザイン・組織論の視点から読み解く知的探究の場です。

プレゼン、研究説明、経営、教育、組織づくり――
あらゆる「伝わらなさ」の課題を解決するために、
認知科学、神経美学、行動経済学、そして急速に進化するAI技術の知見を統合し科学的な地図を描いていきます。

THE LABは、AIという強力なリサーチパートナーと共に、その最前線を切り拓く探求の記録です。
設計された感動を、あなたの手に。

「目を見て話しなさい」は本当に効くのか?アイコンタクトが説得を弱めた実験と、日本人の視線感覚

「目を見て話しなさい」は本当に効くのか。聞き手の視線を計測した実験では、目を合わせた人ほど主張に賛同しませんでした。賛成の相手と反対の相手で効果が反転する理由、日本人特有の受け取り方、オンラインでの最適な視線を研究データから整理します。

真実性の錯覚とは?「何度も聞いた話」ほど本当に思える仕組みを、182研究のメタ分析から読み解く

同じフレーズを繰り返し聞くと、内容の正しさとは関係なく「本当らしい」と感じます。真実性の錯覚と呼ばれる現象です。182研究・3万1184人のメタ分析から、効果量g=0.37という大きさと、効果がほぼ消える条件・反転する条件を整理します。

解釈レベル理論(CLT)とは?「遠い相手には抽象、近い相手には具体」を1万1775人の再検証が揺るがした理由

役員会では方向性を、現場では手順を。この使い分けを支えてきたのが解釈レベル理論です。ところが78研究室・1万1775人が参加した2026年の再検証では、4つの中核仮説のうち3つで効果が確認できませんでした。証拠の変遷と、それでも実務に残るものを整理します。

バーナム効果とは?「当たっている」と感じる錯覚の科学と、診断・提案が信用を失う境界線

誰にでも当てはまる曖昧な記述を「自分だけの話」と感じるバーナム効果。1949年の原典実験(n=39、平均4.26/5)から、効果が再現しなかった2023年の492人実験、350万人規模の広告実験まで整理し、提案書や診断から「誰の話でもない文」を取り除く5ステップを解説します。

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