THE LAB伝わるを科学する

なぜ、正しいことを言っているのに伝わらないのか。
なぜ、ある人の言葉だけが人を動かすのか。

このブログは、「伝える技術」ではなく
「人の認知の中で、どのように意味が形成され、行動が生まれるのか」を
認知科学・心理学・デザイン・組織論の視点から読み解く知的探究の場です。

プレゼン、研究説明、経営、教育、組織づくり――
あらゆる「伝わらなさ」の課題を解決するために、
認知科学、神経美学、行動経済学、そして急速に進化するAI技術の知見を統合し科学的な地図を描いていきます。

THE LABは、AIという強力なリサーチパートナーと共に、その最前線を切り拓く探求の記録です。
設計された感動を、あなたの手に。

解釈レベル理論(CLT)とは?「遠い相手には抽象、近い相手には具体」を1万1775人の再検証が揺るがした理由

役員会では方向性を、現場では手順を。この使い分けを支えてきたのが解釈レベル理論です。ところが78研究室・1万1775人が参加した2026年の再検証では、4つの中核仮説のうち3つで効果が確認できませんでした。証拠の変遷と、それでも実務に残るものを整理します。

バーナム効果とは?「当たっている」と感じる錯覚の科学と、診断・提案が信用を失う境界線

誰にでも当てはまる曖昧な記述を「自分だけの話」と感じるバーナム効果。1949年の原典実験(n=39、平均4.26/5)から、効果が再現しなかった2023年の492人実験、350万人規模の広告実験まで整理し、提案書や診断から「誰の話でもない文」を取り除く5ステップを解説します。

感情伝染(エモーショナル・コンテイジョン)とは?一人の機嫌がチームを変える科学と、「上司から部下へ」という思い込み

感情伝染とは、他者の表情・声・姿勢を無意識に模倣し同じ感情に収束する現象。言語内容を完全に固定した94人29グループの実験、0.03秒で反応する表情筋、そして「上司から部下へ流れる」という思い込みの崩壊まで。効果量の限界も含めて科学的に整理します。

好奇心ギャップとは?「知りたい」を生む情報ギャップ理論と、8977件のA/Bテストが示した「隠しすぎ」の境界線

好奇心は「何も知らないとき」ではなく「あと少しで分かりそうなとき」に最大化する。ローウェンスタインの情報ギャップ理論を原典から読み解き、好奇心が記憶を強める脳の仕組み、8977件のA/Bテストが示した「隠しすぎ」の境界線、そして再現されなかった反証までを整理します。

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