THE LAB伝わるを科学する

アリストテレスからAIまで、2400年の「伝わるを科学する」をたどる全27章の連載シリーズ。

恐怖はなぜ快楽になるのか——美学の誕生と感情設計の起源【伝わるの人類史・第8章】

ホラー映画にお金を払う理由を、1757年のバークがすでに解明していた。崇高が快になる条件「安全な距離」、レッシングによるメディア特性論(マクルーハンの200年前)、カントの主観的普遍性——デザインが科学になりうる根拠まで。連載「伝わるの人類史」第8章。

「わかりやすさ」は17世紀の発明品だった——科学革命と平明文体【伝わるの人類史・第7章】

「専門用語を減らして短く書け」——この要求の起源は1667年の王立協会にある。装飾を捨てた理由は美意識ではなく検証可能性だった。そしてキャンベル『レトリックの哲学』が、説得を心の仕組みで説明する最初の書物となる。連載「伝わるの人類史」第7章。

ルターはなぜ拡散できたのか——グーテンベルクと史上初のメディア革命【伝わるの人類史・第6章】

同じことを言ったフスは異端とされ、ルターは世界を変えた。差は思想ではなく伝達設計にあった。俗語・短尺・木版画・讃美歌という500年前のマルチフォーマット戦略、そして「新メディアへの不安」がプラトンから生成AIまで反復する構造を解剖します。連載「伝わるの人類史」第6章。

中世は「伝え方」をテンプレート化した——あなたのメールが900年前の型で書かれている理由【伝わるの人類史・第5章】

「いつもお世話になっております」は12世紀ボローニャ生まれの技術。アウグスティヌスの決断、書簡術の5部構成、テーマ説教(3ポイントスピーチの原型)、ステンドグラスのマルチモーダル設計まで。中世は「伝わる」を才能から手順に変えた千年だった。連載「伝わるの人類史」第5章。

キケロとクインティリアヌス——プレゼン制作の工程表は2000年前に完成していた【伝わるの人類史・第4章】

リサーチ→構成→資料→暗記→リハという現代の制作フローは、キケロの「五部門」として紀元前55年に完成していた。記憶の宮殿(場所法)の脳科学的裏づけ、クインティリアヌスの教育論、韓非子『説難』との東西比較まで。連載「伝わるの人類史」第4章。

アリストテレス『弁論術』——2400年たっても現役の「伝わる」の設計図【伝わるの人類史・第3章】

プレゼン術の本に必ず書かれるエトス・パトス・ロゴスは、2400年前のアリストテレス『弁論術』が起源。なぜこの古代の一冊が現役なのかを、信憑性効果・二重過程理論など現代の認知科学の追認とともに解剖します。連載「伝わるの人類史」第3章。

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