SERIES
伝わるの人類史
アリストテレスの『弁論術』からAIまで——人類は2400年間、「どうすれば伝わるか」を考え続けてきました。
メディアは変わり続けたが、人間の脳は一度も変わっていない。だからこの歴史では、同じ発見が姿を変えて何度も繰り返されます。全27章でその全体像をたどる連載です。
糸① 三要素の輪廻
エトス・パトス・ロゴスが、弁論家の人格→テレビの顔→認証バッジへと衣装を替えて再登場し続ける。
糸② 新メディアへの不安
「文字は記憶を滅ぼす」(プラトン)。同じ不安が印刷・ラジオ・TV・ネット・AIで正確に反復される。
糸③ 科学化の歩み
直観の技→教養→実務→実験科学→計測科学→機械化。「伝わる」は少しずつ科学になってきた。
更新ペース:週2〜3章。公開済みの章からリンクが付きます。
第1部 技の誕生 — ギリシア・ローマ
- 第1章 説得が商品になった日 — ソフィストたち 近日公開
- 第2章 プラトンの告発 — 「伝わる」への最初の倫理問題 近日公開
- 第3章 アリストテレス『弁論術』— 2400年後も現役の設計図 公開中
- 第4章 ローマの実装 — キケロとクインティリアヌス 近日公開
第2部 神と文字の千年 — 中世から印刷革命へ
- 第5章 説教と手紙の技術 — レトリックの中世的変身 近日公開
- 第6章 グーテンベルクの爆発 — 史上最初のメディア革命 近日公開
第3部 理性と感情の再発見 — 近代
- 第7章 明晰さの発明 — 科学革命と平明文体 近日公開
- 第8章 感情の科学前夜 — 美学の誕生 近日公開
- 第9章 大衆の登場 — 新聞・電信・広告 近日公開
第4部 プロパガンダの半世紀
- 第10章 群衆という発見 近日公開
- 第11章 PRの発明 — リップマンとバーネイズ 近日公開
- 第12章 ラジオ — 声が国境を越えた日 近日公開
第5部 説得が実験科学になった — 戦後アメリカ
- 第13章 三つの1948年前後 — 理論の同時多発 近日公開
- 第14章 「強力効果」の死と再生 近日公開
- 第15章 テレビ — 顔が政治を変えた 近日公開
第6部 認知革命 — 脳が主役になった
- 第16章 マジカルナンバーと認知の限界 近日公開
- 第17章 ヒューリスティクスの帝国 — カーネマン&トヴェルスキー 近日公開
- 第18章 レトリックの復権 — 認知科学との再婚 近日公開
第7部 接続された世界 — ネットとアテンションエコノミー
- 第19章 注意の経済学 近日公開
- 第20章 プレゼンのルネサンス 近日公開
- 第21章 SNS — 全員が発信者になった 近日公開
第8部 AIの時代 — 機械が語り始めた
- 第22章 言葉の限界費用ゼロ 近日公開
- 第23章 機械は人を説得できるか 近日公開
- 第24章 神経美学と「感動の設計」 近日公開
終章
- 変わらないものの一覧表 — 2400年の答え合わせ 近日公開