THE LAB伝わるを科学する

なぜ、正しいことを言っているのに伝わらないのか。
なぜ、ある人の言葉だけが人を動かすのか。

このブログは、「伝える技術」ではなく
「人の認知の中で、どのように意味が形成され、行動が生まれるのか」を
認知科学・心理学・デザイン・組織論の視点から読み解く知的探究の場です。

プレゼン、研究説明、経営、教育、組織づくり――
あらゆる「伝わらなさ」の課題を解決するために、
認知科学、神経美学、行動経済学、そして急速に進化するAI技術の知見を統合し科学的な地図を描いていきます。

THE LABは、AIという強力なリサーチパートナーと共に、その最前線を切り拓く探求の記録です。
設計された感動を、あなたの手に。

画像優位性効果(ピクチャースーペリオリティ効果)とは?1万枚の写真実験が明かす「記憶に残る資料」の科学

絵は言葉より記憶に残る――画像優位性効果。1万枚の写真実験から二重符号化理論、際立ち説との最新論争まで一次研究で検証し、スライド・ポスター・図解の設計原則に翻訳する。「6万倍速く処理」という俗説の真偽にも触れる。

接種理論とは?「反論を先に言う」と説得力が上がる科学的理由──両面提示とプレバンキングの最新エビデンス

反論やデメリットは、先に自分から言ったほうが説得力が上がる。ただし「触れるだけ」では逆効果です。1961年の接種理論から2024年の追試、メタ分析(d=.16 vs d=−.10)、誤情報対策のプレバンキングまで、反論を先取りする伝え方の科学を限界も含めて解説します。

ナラティブ・トランスポーテーションとは?物語に没入した人が反論しなくなる認知科学と、その限界

物語に没入すると、人は批判的検証をやめ、反論しなくなる——ナラティブ・トランスポーテーションの原典論文と最新メタアナリシス(N=24,380)をたどり、効果量・設計変数・そして「物語は本当に非物語より説得的なのか」という不都合な事実まで正直に解説します。

「記憶に残るメッセージ」の6条件:認知科学で読み解くSUCCESsの法則

記憶に残るアイデアは才能ではなく設計で決まる。ハース兄弟のSUCCESsの法則(簡潔・意外・具体・信頼・感情・物語)を、作動記憶・情報ギャップ理論・二重符号化・物語没入など一次研究にさかのぼって検証。再現性の議論も正直に扱い、明日から使えるチェックリストに落とし込みます。

パーソナリティ診断の限界と「動機マッチング」の威力:認知科学が示す説得メカニズムの最前線狙い

当ブログ「伝わるを科学する」において過去に提唱されてきた「脳のタイプ(性格)に合わせてメッセージを変えれば伝わる」という仮説は、最新の科学的知見に基づき下方修正される必要がある。厳密なデータ漏出統制を行った最新のメタ分析によれば、性格に基づいたメッセージの最適化効果は統計的に「ほぼゼロ」であること

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