資金調達ピッチ・重要プレゼンの設計
一回きりの勝負のプレゼンを、
「決まる順番」に組み直す。
投資家へのピッチ、金融機関への説明、役員会での新規事業の承認、大学発ベンチャーの審査会。きれいな資料は作れても、聞き手が「やろう」と決めるまでの道筋は、センスだけでは作れません。博士・CEO経験・産学連携500件の設計者が、その道筋を認知科学の順番で設計します。
無料相談では、いまの資料を拝見して「聞き手がどこで止まるか」をその場でお伝えします。
こんなプレゼンになっていませんか
資料は仕上がっているのに、相手が動かない
「で、具体的には?」で終わる
大きなビジョンを語っても、聞き手の頭には「何に・いくら・いつまでに」が残っていません。熱量が高いほど起きやすい形です。
技術の説明に8割を使ってしまう
研究者・エンジニア出身の経営者に多い形です。技術が正しいことと、投資する理由があることは、別の話です。
「検討します」しか引き出せない
役員会や金融機関で反論は出ないのに、承認も出ない。聞き手が判断するのに必要な材料が、聞き手の順番で並んでいないからです。
質疑で本質にたどり着かない
枝葉の質問に時間を取られ、核心に入る前に終わってしまう。想定される質問を、資料の中で先に片づけていないためです。
共通しているのは、話し手の順番で作られていることです。聞き手の脳は、別の順番で判断しています。
根拠
聞き手が「やろう」と決めるまでの、3つの仕組み
脳は予測しながら聞いています。最初の1分で「何を・いくら・なぜ今」を伝えれば、残りの時間は、聞き手が自分の中で納得を固める時間になります。
予測処理(Predictive Processing)「この市場を取れる」と「いま動かないと競合に取られる」は、同じ事実の別の見せ方です。相手が投資家か金融機関かで、使い分けが要ります。
損失回避(Kahneman & Tversky)数字を並べるだけでは、聞き手は「採点する側」に回ります。当事者の体験から始まる一本の話は、聞き手を話の中に引き込みます。
ニューラル・カップリング(Hasson)順番を変えると、判断が変わる
同じ中身でも、並べ方ひとつで「決まる」資料になる
聞き手は、話し手が用意した順番ではなく、自分が判断するための順番で聞いています。その順番は7つに分けられます。資料をこの順に並べ替え、各ブロックに入れる中身を決めるのが、「ピッチ設計」の中心の作業です。
最初の30秒で「誰の・何を・どう変える」を一文で言い切ります。「自分に関係のある話だ」と思ってもらう土台を、先につくります。
目安 1枚市場・規制・技術の変化を一つ挙げ、「いま動かない場合の損失」を示します。人は得より損に約2倍反応します。
目安 1枚売上・利用者数・試験結果など、いちばん小さくても確かな成果を数字で。ここで聞き手は「評価」から「確認」に変わります。
目安 1〜2枚技術説明8枚をここに圧縮します。技術の正しさではなく、「それが③の成果を生んだ理由」として2枚までに絞ります。
目安 2枚「いくらで、いつまでに、何が達成されるか」。費目の内訳ではなく、資金が生む到達点を示します。
目安 1枚誰がやるか、何が起きうるか、その対策。聞き手が心の中で挙げる反論を、こちらから先に出します。
目安 1枚必ず出る問い(競合・特許・採算)を資料に先回りして入れます。質疑が枝葉で終わらず、核心の確認に使えます。
目安 1〜2枚よくある構成と、決まる構成を並べると
技術系スタートアップの資金調達ピッチでよくある構成を、架空の例で示しています。
- 会社概要・沿革
- 技術の説明(8枚)
- 市場規模
- 競合比較
- ビジネスモデル
- チーム
- 資金使途
聞き手は3枚目あたりで「この技術で何が起きるのか」を自分で推測し始め、そこから集中が落ちます。
- 一文で:誰の、何を、どう変えるか
- いま動く理由(市場の変化・損失回避)
- 証拠:数字で示せる最小の成果
- なぜ自分たちか(技術は「証拠」として2枚)
- お金で何が起きるか(資金使途=到達点)
- チーム・リスクと対策
- 想定質問への先回り
技術の枚数は減りますが、「投資する理由」の枚数が増えます。
担当者
研究者の言葉と、経営者の言葉。両方を訳せます
村中 伸滋
伸滋Design代表|プレゼンテーションデザイナー・社外CSO|博士(理学)
東京大学大学院で博士(理学)を取得。京都リサーチパークの産学連携コーディネーターとして500件以上のプロジェクトを企業に結びつけ、30件以上を製品化へ導きました。その後、ロボット分野のスタートアップを創業し、CEOとして自ら資金調達の場に立っています。現在は中小企業9社の社外CSO、関西の大学発ベンチャー(KSAC GAPファンド)の事業化伴走、京都府立医科大学の150周年ビジョン設計、海外向けの英語プレゼンまで手がけています。
料金
診断から継続まで、3つのプラン

- ヒアリング → 話の組み立て → 全スライド制作
- 想定質問への先回りを資料に組み込み
- 本番前のリハーサル1回
- 納期:3〜4週間
ピッチ診断の費用は、設計に進む場合は差し引きます。補助金・助成金の対象になる場合があります。
進め方
無料相談からリハーサルまで、4ステップ

いまの資料と、誰に・いつ話すかをうかがいます。その場で「止まる箇所」を1つお伝えします。

達成したいこと、聞き手、絶対に外せない一点。ラフやメモの段階でかまいません。

話の組み立てを先に合意してから、スライドを作ります。作っては見直す、を繰り返します。

本番を想定して通し、質疑応答まで練習します。
手順の写真はサービス内容を説明するAI生成のイメージです。
大学発ベンチャー・研究シーズの事業化
研究の価値と事業の価値を、同じ資料で両立させる
GAPファンドや大学の審査会では、研究としての新しさと、事業としての見込みを、同じ資料の中で示す必要があります。産学連携500件の経験が、ここでいちばん直接に効きます。関西の大学発スタートアップ(KSAC GAPファンド)の事業化伴走も行っています。
よくあるご質問
ご依頼の前に
本番まで2週間しかありません
ピッチ診断(5営業日)で止まる箇所を特定し、ご自身で直していただく形なら間に合います。設計まで必要な場合は、まずご相談ください。
大学発ベンチャーや研究シーズの事業化ピッチにも対応できますか?
もっとも得意な領域です。GAPファンドや大学の審査会では、研究の価値と事業の価値を同じ資料で両立させる必要があります。産学連携500件の経験が直接効きます。
英語でのピッチも依頼できますか?
できます。海外の学会や投資家向けの英語プレゼンを設計した実績があります。
秘密は守られますか?
秘密保持契約を結んだうえでお預かりします。事例として公開することは、許可なく行いません。
デザインだけ頼めますか?
構成が決まっているなら、スライドデザインのみ(サービスと料金)でもお受けします。ただ、勝負のプレゼンほど構成で決まるので、一度は構成を一緒に見ることをおすすめしています。
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