THE LAB伝わるを科学する

「読みにくいフォントは記憶に残る」は本当か?──望ましい困難の再現性と、いま効くと確認されている手法

「あえて読みにくいフォントにすると記憶に残る」という説の出どころは2011年の研究です。しかし25研究3135人のメタ分析では効果はほぼゼロでした。提唱者ビョーク本人の見解、そして検索練習・交互配置・生成効果など実際に効く手法の効果量を、図解つきで整理します。

フォン・レストルフ効果とは?「目立たせれば記憶に残る」が、序盤では逆効果になる理由

周囲と違うものは記憶に残る──フォン・レストルフ効果(孤立効果)。近年の追試では、強調が効くのは中盤に置いたときだけで、序盤では再生率が19ポイント下がりました。見た目の違いと意味の違いの差も含め、資料設計に効く条件を研究データで整理します。

アフォーダンスとは? ギブソンの原典とノーマンの訂正から読み解く、「見ればわかる」資料設計の科学

「アフォーダンスをつける」という言い方は、じつは原義から外れています。ギブソン1979年の定義とノーマン自身の訂正、そして「シグニファイア」という言い直しを原典からたどりながら、手がかりが弱い画面で所要時間が22%増えたアイトラッキング実験まで、資料設計への活かし方と限界を整理しました。

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