THE LAB伝わるを科学する

第17章 ヒューリスティクスの帝国 — 人はなぜ、そう判断してしまうのか

アンカリング、利用可能性、代表性。プロスペクト理論と損失回避、アジア病問題のフレーミング効果。そしてチャルディーニの6原理をアリストテレスの三要素の現代語訳として読み直します。あわせて、この分野を襲った再現性の危機と、カーネマン自身による訂正にも触れます。

「読みにくいフォントは記憶に残る」は本当か?──望ましい困難の再現性と、いま効くと確認されている手法

「あえて読みにくいフォントにすると記憶に残る」という説の出どころは2011年の研究です。しかし25研究3135人のメタ分析では効果はほぼゼロでした。提唱者ビョーク本人の見解、そして検索練習・交互配置・生成効果など実際に効く手法の効果量を、図解つきで整理します。

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