代表者プロフィール

伸滋Design 代表 イノベーション・ストラテジスト / 博士(理学)

はじめまして。伸滋Design 代表の村中伸滋です。

私がミッションとして掲げているのは、「複雑なアイデアを、人を動かす価値に変える」ことです。 優れたアイデアやテクノロジーも、それ自体では価値を生みません。 その本質を解き明かし、あるべき形にデザインし、人を動かす「伝わる物語」に翻訳してこそ、ビジネスの力となります。私は、この「翻訳」のプロセスを専門としています。

私のキャリアは、東京大学大学院における「化学」の博士号(理学)取得から始まりました 。このアカデミックな基盤は、クライアントが持つ難解な技術やビジネスモデルの核心を、表層的ではなく本質から理解する「科学者の目」を私に与えてくれました。

次に私は、理論の世界から「実践」の場へと移りました。京都リサーチパーク(KRP)株式会社 にて、再生医療分野という当時の最先端領域で、数百の「研究の種」と「企業のニーズ」を結びつける産学連携の最前線に立ちました。近畿経済産業局と共同で「関西再生医療産業コンソーシアム(KRIC)」を立ち上げる  など、エコシステムそのものの構築を主導し、私が関わったプロジェクトは500件を超え、うち30件以上を実際の「製品化」へと導きました 。   

この成功体験は、私を次なる挑戦へと駆り立てました。「支援者」から「当事者」へ。 自らロボット分野のスタートアップを創業し、代表取締役(CEO)として経営の渦中に飛び込みました 。資金調達のプレッシャー、製品開発の壁、そして事業を牽引する重責。この「経営者の痛み」を当事者として知る経験が、私のコンサルティングから一切の机上の空論を排除しました。

そして現在。 科学者としての「分析力」、500の案件から30の製品を生み出した「実現力」、そしてCEOとしての「実践力」。これら全てを融合し、クライアントの未来をデザインするのが「伸滋Design」 です。

私が手掛けるプレゼンテーションは、単に美しいだけではありません。それは、投資家を、パートナーを、そして顧客を「行動」させる  ための戦略的ツールです。   

現在も、公益財団法人新産業創造研究機構(NIRO)の技術アドバイザー  としてライフサイエンスやAI分野のスタートアップを支援しています。また、直近(2025年9月)までは京都工芸繊維大学のURA(リサーチ・アドミニストレーター) として大学の知財戦略やスタートアップ創業  を支えるなど、常にイノベーションの現場で価値創造のプロセスに関わり続けています。   

あなたの持つ素晴らしいアイデアを、共に「伝わる価値」へとデザインしましょう。


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